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【早見表】SEOコンサル相場と費用の内訳|中小企業の適正予算を判断する
2026.08.30

SEOコンサルの費用相場は月額10万円〜40万円が中心です。
安いものは月額1万円前後、高いものは月額60万円を超えます。
これだけ開きが出るのは、費用の中身が「誰が、何時間、どこまで動くか」で決まるからです。
同じ「SEOコンサル」でも、改善の指示書を送るだけのプランと、作戦づくりから実作業まで引き受けるプランでは、売っているものが別物です。
そこでこの記事では、以下の内容を順に解説します。
・SEOコンサル費用の相場
・予算別に頼めることの違い
・損をしない見積もりの見極め方
・自社に合ったSEOコンサル費用の判断軸
読み終えるころには、自社の予算でどこまで頼めるのか、目の前の見積もりが高いのか安いのかを、自分で判断できるようになります。
「SEOコンサルの相場を、調べるほどわからなくなる」「予算も人手もかぎられるなかで、金額の妥当性まで判断するのは難しい」と感じている人は、ぜひ参考にしてください。
SEOコンサル相場は月額いくら?【費用の早見表】

SEOコンサルの月額は、月1万円前後から月60万円を超えるものまで幅があります。
そのなかで数が多いのは月10万円〜40万円だと把握しておくと、見積もりを見たときに「これが高いのか、安いのか」と迷わなくて済みます。
| SEOコンサル相場(月額) | できることの例 |
| 月1万円未満 | 順位を測るツールの利用料、あらかじめ中身が決まっているパッケージ型のサービス |
| 月1万〜10万円未満 | 単発の助言、範囲をしぼった内部対策の支援 |
| 月10万〜30万円未満 | サイトの診断、改善の指示書、毎月の順位報告 |
| 月30万〜50万円未満 | 上記に加えて、作戦づくりや記事制作を含むプラン |
| 月50万円以上 | 作戦づくりから実際の作業までの一体支援、AI検索対策の追加 |
注意:初期費用と最低契約期間も確認する
見落としやすいのが、月額以外の条件です。
初期費用(契約の最初に1回だけ払うお金)と、最低契約期間(最低限続けなければいけない期間)の2つは、忘れずに確かめておきたいところです。
公開されている条件を見ると、次のような傾向があります。
| 項目 | よく見られる条件 |
| 初期費用 | 0円としている例もあれば、ページに記載がない例もある |
| 最低契約期間 | 6か月としている例が多い。3か月や、期間の縛りなしの例もある |
| ツール利用料 | 初期費用も最低契約期間もなし、という例が見られる |
最低契約期間が6か月なら、月15万円のプランを選んだ場合、実際に会社が払う金額は6か月で90万円です。
稟議(社内で予算の承認をもらう手続き)に出すべき数字は「月額」ではなく「最低契約期間までの総額」です。
見積もりをもらったら、その場で月額に契約月数をかけて、総額をメモしておくと安心です。
SEOコンサル相場別|頼めること・頼めないこと
ここからは、予算帯ごとに、SEOコンサルに頼めることと頼めないことを整理します。
自社の予算に近い行だけを読めば、今できることがわかります。
| 月額の予算 | 頼めること | 頼めないこと |
| 月10万円未満 | 順位計測ツール、単発の助言、パッケージ型の内部対策支援 | 個別の作戦づくり、継続的な伴走 |
| 月10万円台 | サイト診断、改善の指示書、順位の定点観測 | 記事制作、サイト改修の実務 |
| 月20万〜30万円台 | 上記に加えて、記事制作を含むプラン | 大規模なサイトの全面改修 |
| 月40万円以上 | 作戦づくりから実務までの一体支援、AI検索対策の追加 | 該当なし |
月10万円台のSEOコンサルでできること・できないこと
月10万円台は、SEOを外注するときの入口の価格帯です。
サイトの問題点や、改善の方法、順位変化の報告を毎月受けるなど、おもに「何をすべきか」を教えてもらえます。
一方で、指示された改修を実行するのは自社の仕事になります。
ホームページの改修や投稿といった操作に不安がある会社は、ここでつまずきがちです。
「指示書は届いたが、誰も手をつけられないまま3か月が過ぎた」という状態は、避けたいところです。
そのため、契約前に、社内の誰が月に何時間手を動かせるかを確認しておきましょう。
月に数時間しかないなら、実務まで含むプランを検討したほうが、お金が無駄になりません。
月20万〜30万円台のSEOコンサルでできること・できないこと
月20万〜30万円台になると、記事制作を含むプランが選択肢に入ってきます。
助言と実務の両方を外注できるので、社内の負担は軽くなります。
ただし、大規模なサイトの全面改修まで含むかどうかは、会社によって分かれます。
サイトの作り替えが必要な状態なら、制作費が別にかかるかどうかを見積もりの段階で確かめておきましょう。
ここを確認しておけば、あとから数十万円の追加見積もりが出てきて驚くことがなくなります。
月40万円以上のSEOコンサルでできること
月40万円以上のプランは、作戦づくりから実務までを一体で任せる価格帯です。
AI検索対策まで含めると、月60万円を超える例もあります。
社内にWeb専任の担当者がいない会社ほど、このプランの支援が機能しやすいでしょう。
ただし、6か月で240万円以上という総額になるため、稟議のハードルは高くなります。
このプランを検討するなら、月額ではなく総額と、その金額を何件の受注で回収するのかを先に用意しておきたいところです。
金額の大きさそのものより、回収の見通しがないことのほうが、社内では止められる原因になります。
会社によってSEOコンサル費用の相場が違う理由

SEOコンサルの相場が1つに定まらないのは、金額の中身が「誰が何時間動くか」で決まる仕事のためです。
サイトの課題や規模、競合によってかかる時間が大きく変わるため、内容を聞いてから見積もりを出している会社も多くあります。
これが、SEOコンサル費用の相場に幅が生まれる理由です。
そのため、見積もりを取ったあとは金額だけでなく「どこまでやってくれるのか」といった対応内容をしっかり確認しましょう。
そのSEOコンサルは相場どおり?費用に含まれるもの
SEOコンサルの費用に含まれるのは、おおまかに「調べる作業」「決める作業」「報告する作業」の3つです。
Google 検索セントラルは、SEO業者が提供するサービスとして、
・サイトの内容や構成の見直し
・サイト開発についての技術的なアドバイス
・コンテンツの開発
・キーワードに関する調査
・SEOのトレーニング
・特定の市場や地域についての専門知識
・生成AI向けの最適化
などを挙げています。(※1)
料金に何が含まれるのかを確認するとき、この一覧がそのままチェックリストになります。
見積もりを受け取ったら、この項目のうちどれが入っていて、どれが入っていないのかを聞いてみましょう。
(※1)出典:Google 検索セントラル|SEO 業者の利用を検討する
現状分析・競合分析・キーワード設計
まず、今のサイトが検索でどう評価されているかを調べます。
次に見るのは、競合サイトがどのキーワードで上位に出ているか、という点です。
そのうえで、自社がどのキーワードを狙うかを決めます。
月額10万円前後のプランでは「10キーワード」のように、対象とする語数で範囲を区切っている例があります。
狙うキーワードの数が増えれば、調べる量も増え、金額も上がります。
そのため、見積もりを取るときは「何キーワードまで対象か」を聞いておくとよいでしょう。
サイトの改善提案とレポーティング
分析の次に来るのが、改善の提案です。
「このページのタイトルをこう変える」「このページとこのページを1本にまとめる」といった指示を、書面や資料で受け取ります。
そのうえで毎月、順位や訪問数の変化を報告してもらいます。
この報告の頻度と形式が、価格帯を分ける大きな要素です。
月10万円前後のプランで、定例会がなくメール対応だけ、という例もあります。
なお、順位を測るツールの利用料も費用の一部に含まれていることが多いです。
記事制作の費用は別料金のことが多い
ここが、いちばん誤解されやすいところです。
「コンサル」は多くの場合、助言と設計までです。
記事を書く作業は、別のメニューとして料金が決められていることが多いです。
コンサルのプランとは別に、記事をまとめて作るパックを用意している例や、1記事いくらで受けている例があります。
記事制作を含むプランを、通常のコンサルプランより高い金額で別に用意している例も見られました。
社内に記事を書ける人がいないなら、コンサル費用だけで予算を組むと足りなくなります。
見積もりを取るときは「記事は誰が書くのか(自社なのか/依頼できるのか)」を最初に確かめておきましょう。
ここを先に聞いておけば、契約したあとで予算を追加する事態を防げます。
AI検索(LLMO・AIO)対策が含まれるかは会社ごとに違う
最近増えているのが、AI検索への対応です。
LLMOとは、ChatGPTなどの生成AIや、AIが作る検索結果に、自社の情報を正しく取り上げてもらうための対策のことです。
AIOも近い意味で使われる言葉で、検索結果の上に出るAIの要約の中で、自社の情報を紹介してもらうための対策を指します。
Googleも、SEO業者が提供するサービスの一つとして「生成 AI 向けに最適化」を挙げています。(※1)
総務省「令和8年版 情報通信白書」によると、自社のなんらかの業務で生成AIを使っていると答えた企業の割合が、日本で86.4%だったと報告しています。(※2)
業務で生成AIを使う会社がここまで広がっているなら、AIが示す答えに自社の情報が入るかどうかも、考えておきたいところです。
料金面では、AI検索対策を単独のコンサルティングとして用意している例や、SEOとセットにして高めの金額で用意している例があります。
LLMO対策を外注している企業の担当者418人が答えた調査では、月額40万円程度が18.4%、月額50万円程度が17.2%、月額30万円程度が15.1%という結果でした。(※3)
自社で検討するときは、「AI検索対策が見積もりに含まれているか」かも見ておくとよいでしょう。
SEOコンサルのサービスそのものについてもう一度整理したくなったときは、下記の記事もおすすめです。
(※1)出典:Google 検索セントラル|SEO 業者の利用を検討する
(※2)出典:総務省|令和8年版 情報通信白書
(※3)出典:株式会社PRIZMA|【2026年最新調査】LLMO対策(AI検索最適化)の外注費用相場はいくら?
SEOコンサルの相場で損をしないために|見積もり内容チェック項目

見積もりは、金額の合計欄ではなく、項目の欄から読んでみましょう。
Google 検索セントラルは、SEO業者に尋ねる質問として、
・過去の作業のサンプルと成功事例を紹介してもらえるか
・Google 検索の基本事項に沿っているか
・期待される結果とその時期、成果をどのように測るのか
・同業種でどのような実績があるか
などを挙げています。(※1)
これをもとに、見積もりを受け取ったときのチェック項目を10個にまとめました。
このまま印刷して、打ち合わせに持って行くと便利です。
□ 支援範囲は「提案まで」か「実行まで」か、書面に書かれているか
□ 記事制作は月額に含まれるか、別料金か
□ 含まれる場合、月に何本までか
□ サイト改修は誰が作業するのか(自社か、サービス提供側か)
□ 初期費用の有無と金額
□ 最低契約期間と、その期間までの支払総額
□ 中途解約の条件と、違約金の有無
□ レポートの内容と頻度(順位だけか、訪問数や問い合わせ数まで含むか)
□ 実際に担当する人の経験と、同業種での実績(※1)
□ 成果をどの数字で測るか、いつ確認するか(※1)
(※1)出典:Google 検索セントラル|SEO 業者の利用を検討する
見積もりの支援範囲がどこまでか
見積もり書に「SEOコンサルティング一式」とだけ書かれている場合は、その中身を箇条書きで出してもらいましょう。
提案だけなのか、実行まで含むのか。
この線引きが、金額が妥当かどうかを判断する出発点になります。
箇条書きが出てこない会社は、その時点で候補から外す判断もできます。
記事制作・サイト改修が別料金になっていないか
すでに触れたとおり、記事制作は別メニューであることが多い項目です。
月額に含まれない場合、年間でいくら追加になるかを先に計算しておきましょう。
たとえば月10万円のコンサル費用に、1記事1万5千円の記事を月4本足すと、月16万円になります。
この合計で予算を組むのが現実的です。
レポートが順位報告だけで終わらないか
順位が上がっても、問い合わせが増えなければ社内の評価は変わりません。
レポートに、検索からの訪問数と問い合わせ数が含まれるかを確かめておきましょう。
Googleも、成果をどのように測るのかを業者に尋ねるよう勧めています。(※1)
ここを最初に決めておくと、報告会が「順位が上がりました」で終わらなくなります。
(※1)出典:Google 検索セントラル|SEO 業者の利用を検討する
契約期間と解約条件が書面にあるか
SEOコンサルのなかには、最低契約期間を6か月、とする例も多く見られます。
途中で止めたくなったときにどうなるかは、契約前に確認しておきたい項目です。
SEOコンサル費用が自社にとって適正かを判断する2つの軸

見積もりを取った先のSEOコンサル費用が自社にとって適正かどうかは、以下の2軸で判断するのがおすすめです。
1)自社の受注1件あたりの利益
2)社内の実行体制
くわしく見ていきましょう。
軸1:受注1件あたりの利益から逆算する
ここでは、仮の数字を使った試算を示します。
実際のデータではなく、考え方を示すための例です。
前提として、SEOコンサル費用を月15万円、契約期間を6か月とします。
6か月の支払総額は90万円です。
自社の受注1件あたりの粗利(売上から原価を引いた、手元に残る利益)が30万円なら、6か月で3件受注できれば費用を回収できる計算になります。
| 受注1件あたりの粗利 | 6か月90万円を回収するのに必要な受注件数 |
| 5万円 | 18件 |
| 10万円 | 9件 |
| 30万円 | 3件 |
| 50万円 | 2件 |
この件数が、今の問い合わせ数から見て現実的かどうか。
そこを社内で先に話し合っておきましょう。
粗利が小さい商材ほど、SEOだけで回収するのは難しくなります。
軸2:社内に実行できる人がいるかで必要な支援範囲が変わる
もう一つの軸は、社内の体制です。
改善の指示書を受け取っても、実行する人がいなければ費用は成果に変わりません。
判断の目安を挙げます。
社内にWordPressやCMS(サイトの中身を更新する仕組み)を触れる人がいて、毎月まとまった作業時間を取れるなら、助言が中心の低価格帯プランでも機能します。
触れる人がいない、あるいはごく短い時間しか取れないなら、実務まで含むプランを選んだほうが、結果的に費用対効果は良くなるでしょう。
安いプランを選んで効果が出ないより、範囲の広いプランで効果を上げるほうが、高い利益が生まれることもあります。
そのため、予算を決める前に、社内で使える作業時間を先に数えておきましょう。
SEOコンサル相場に関するよくある質問
SEOコンサルティングの費用相場はいくらですか?
月額10万円〜40万円が中心です。
安いものでは月額1万円前後のパッケージ型もあり、上は月額60万円を超えるプランまで幅があります。
幅が大きいのは、支援の範囲が会社ごとに違うためです。
自社の予算がこの幅のどこにあるかを見れば、頼める内容の見当がつきます。
SEOコンサルとは何をしてくれるのですか?
Google 検索セントラルはSEO業者のサービスとして、サイトの内容や構成の見直し、サイト開発についての技術的なアドバイス、コンテンツの開発、キーワードに関する調査、SEOのトレーニング、生成AI向けの最適化などを挙げています。(※1)
実務としては、現状分析・競合分析・キーワード設計・改善提案・効果測定が中心になります。
記事制作やサイト改修は、別料金として決められていることが多い点に注意が必要です。
(※1)出典:Google 検索セントラル|SEO 業者の利用を検討する
SEOコンサルの料金体系にはどんな種類がありますか?
月額固定型・成果報酬型・スポット型(一括支払い型)の3種類が一般的です。
料金表として金額が示されているのは月額固定型とスポット型で、月額固定型は6か月契約が多く見られます。
個人・フリーランスに依頼すると相場はいくらですか?
フリーランスの相場は個人によるため、一概には言えません。
対応できる範囲も、動ける時間も、人によって大きく変わるためです。
依頼を検討する場合は、金額より先に、対応できる範囲と、担当者が離れたときにどうなるかを確かめておきましょう。
まとめ:SEOコンサル相場は「金額」ではなく「支援範囲」で判断する
SEOコンサルの相場は、支援範囲・記事制作の有無・初期費用・最低契約期間によって異なり、月1万円前後から月60万円を超えるものまで幅広いのが現状です。
自社に合ったSEOコンサル費用相の場を見極めるポイントは、以下の2つです。
1)社内で毎月何時間Webの作業に使えるかを確認し、どこまでSEOコンサルに外注すべきか把握する
2)見積もり金額だけではなく、SEOコンサルの支援範囲を確認する
この順番で進めれば、無駄な費用をかけるリスクを減らせるでしょう。
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【監修者:ODiMA編集部】
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