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SEOで評価されるための高品質なコンテンツの作り方を完全解説
2023.04.14
みなさんこんにちは!
ODiMAの矢野です。
さあ今回のコンテンツSEOに関するコラムは、超本質のお話です。
Googleから高い評価を得るために必要な考え方とテクニックを余すことなく大放出します。
何だかよく分からないけど、コンテンツSEOに取り組んでいる。
見様見真似でコンテンツページを作成しているけど、一向に結果が付いてこない。
という方々、この記事を参考に新しく記事を作成してみたり、書き直してみてりしてみて下さい。
恐らく新しい発見とそれ相応の結果が付いてくるはずです。
コンテンツSEO初心者の方は、まずコンテンツSEOに関する知識をまとめている記事を下記リンクから一読下さい。
SEOに強いコンテンツ作成で押さえておくべき3つのポイント
①まずは狙うキーワードを決まっていないと何も始まらない
SEOとはざっくりいうと、"検索エンジンで上位表示すること。"
と定義されていますが、大切なのは"どのキーワードで上位表示させたいのか"というポイントです。
そうです。
狙いたいキーワードがしっかりと決まっていないと、SEOは始められないのです。
矢野もコンサルティングで、コンテンツSEOを取り組む上でもっとも大切なのは、キーワード選定です。とお伝えさせて頂いていますが、これが本質です。
狙いたいキーワードが設定されていて、はじめてSEOの効果検証をすることができます。
自分たちが売りたいものがあって、狙いたいキーワードが決まります。
キーワード選定に関しては下記記事で細かい解説をしているのでキーワードの選び方を知っておきたいという方はお読みになってください。
この記事では割愛します。
ですから、まずはこれから狙うキーワードを設定する(決める)ことが第一ステップであり、キーワードが決まっていなければ質の高いコンテンツ
も作れないのです。
②検索ユーザーに役に立つコンテンツを作ることが最優先事項
まずはキーワード決めるのが第一ステップというお話を前項でしました。
やはり狙うキーワードが最重要ですが、そもそもキーワードを設定した上でどのようなコンテンツを作成していけばGoogleから評価され、狙ったキーワードで上位表示されてくるのかを解説していきます。
答えをいってしまうと、
"自分が設定したキーワードで検索しているユーザーさんにとって役立つ情報を記事の中に掲載してあげること"がコンテンツSEOを攻略する上で最も重要な考え方になります。
これはGoogleがこの世の中に存在している意義ともリンクしてきますが、Googleの創業者がGoogleという検索エンジンのゴール地点を言葉にして残していますのでご紹介しておきましょう。
その言葉が以下です。
完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジンである。
Googleの創業者であるラリーペイジが言った言葉で、SEO業界に関わっている人たちは誰しもが知っている言葉なので(分からないですけどw)ぜひこれからコンテンツSEOに取り組みたいという方は覚えておくようにしましょう。
このラリーペイジの言葉から何がわかるのか。
分かりやすく要約すれば、Googleは検索ユーザーが打ち込んだ検索キーワードを元に、読めば役に立つ最も適したページの候補を並べますよ。
ということです。
回り回って、繰り返しになってしまいますが、Googleに評価されるためには、その先にいる検索ユーザーにとっても役立つ有益な情報を発信することが、Google攻略の本質です。
ちなみ、
有益な情報 ≒ 情報量(文字数)が多い
という公式が完全に正ではありませんが、成り立ちます。
なぜならば、1記事あたりの情報量が多いということは、検索ユーザーにとって役に立つ情報が掲載されている可能性が高まるからです。
この記事では詳しい言及はスペース上難しいので、SEOの検索順位と情報量の関係性について詳しく知りたい・学びたい方は下記の記事を参考にして下さい。
③オリジナルのコンテンツを意識する
ビジネスをしていれば必ず耳にする言葉、
"競合他社と差別化させなければならない"
ありますよね。
コンテンツマーケティングの世界でも、この競合となるコンテンツと差別化させたコンテンツを作成していくというのは、とても大切な要素になります。
この下で解説するコンテンツ作成の手順に沿ってコンテンツを作成すれば確かにGoogleから評価されやすいコンテンツを作成することができます。
なぜなら、設定している検索キーワードで知りたい知識や情報が掲載される可能性が高くなるからです。
ですが逆を言ってしまうと、誰でも作ることのできるコンテンツだということです。
これだと競合となるコンテンツと内容が似通ってしまい、競合の方が先出しをしている分、Googleからの評価という面でみると勝つことが難しくなってしまいます。
ではどうやって競合コンテンツに勝っていけばいいのかといえば、自分たち(自社)にしか発信できないコンテンツを出していくしかありません。
このような背景があり、オリジナルのコンテンツを配信しなければならないという結論に行き着くわけですね。
具体的にはどのようなオリジナルコンテンツを出していけばいいのか疑問に思う方もいると思うので、少しご紹介しますね。
・お客様の声
・自分たちのサービスを使ったときのBefore → After
・普遍の事実や情報に対する独自の感想や意見
・無料素材ではなく自分たちで撮影した写真(画像)
など。
これ以外でもアイディア次第でオリジナルのコンテンツはたくさんあるので、どんどんオリジナルのコンテンツを載せていきましょう。
ちなみに、昨今のGoogleは画像の認識能力が著しく向上しているため、その画像がオリジナルの画像なのか、それとも無料素材で色々なサイトで使われている画像なのかを見分けていることはもちろん、その画像がどのような画像なのかを理解するようになってきていると言われています。
ひと昔前は、画像に対して"alt"というものを設定して、その画像の意味をGoogleに伝えるということをしていましたが、今はその必要はなくなりつつあります。
と、余談を挟んでしまいましたが、なるべくオリジナルのコンテンツを載せるように意識して競合コンテンツとの差別化を図りましょうということです。
コンテンツ作成の手順
有益な情報を記事の中に掲載していくことが重要なのは理解できたけど、じゃあ実際にどのような手順でコンテンツを作成していけばいいのかが分からないとコンテンツ作れないよ。
となってしまうと思いますので、ここからはコンテンツ作成の手順をご紹介していきたいと思います。
リード文作成には全身全霊をかける
まずはリード文の書き方について。
リード文とは、記事の始まりの文章を指します。冒頭の文章のことです。
文字数的には、200文字〜500文字程度が最適でしょう。
短すぎず長すぎない分量になるようにしましょう。
見出しの通り、リード文は全身全霊をかけるレベルで考えぬきましょう。よく例えられるのが、書籍でいうところの"まえがき"になるため、このリード部分が面白くないと記事の本文を読んでもらえなくなってしまいます。
書籍を購入するときも、まずは立ち読みでまえがきを読んでみて、面白いか面白くないかを判断して、購入を決めていると思います。
いかにキャッチーでその先を読みたいと思わせることができるか。
これがリード文の役割になります。
また、Googleも
ページの冒頭に書かれている内容を重要視してSEOの評価をしています
と発表しています。
このことから、リード文には必ず狙うキーワードを含めることをおすすめします。
目次は必ずつける
記事の中に目次を必ず入れるようにしましょう。
こういうやつです。
この目次をクリックすると、読みたい場所までスクロールしてくれる機能のついていない(単に記事内で使っている見出しをテキストで羅列されている目次。けっこう見かけけます。)目次はあまり意味がないのでリンク付きの目次を設定しましょう。
ワードプレスを使ってホームページやウェブサイトを作っている場合は目次専用のプラグインがあるので、導入しましょう。
ちなみに、R/ForA MAGAZINEでは、"Table of Contents Plus"という目次プラグインを利用しており、とても使いやすいのでおすすめです。
では、なぜ目次をつけた方がいいのか。その理由は大きく二つあります。
①コンテンツSEOを意識するとどうしても記事が長くなってしまうから
一つ目はこれ。
コンテンツSEOに取り組むとどうしても1記事に対する情報量が多くなってしまいがちで、1記事で3000文字〜4000文字はざらにいきます。
いくところまでいくと、10000文字でもいってしまいます。
これは仕方のないことで、情報の網羅性MECEを意識するとこうなってしまうことは必然なのです。
では、検索ユーザーがこのものすごい多いテキストを最初から最後まで全部読んでくれるかというと、NO。
検索ユーザーは自分の知りたい情報のみを読みたいと思っているので、自分にとって読むべき部分・セクションはどこだろうと読むべき箇所を探します。
その道しるべになるのが、目次になります。
検索ユーザー目線で見たときに、目次にはこのような役割があります。
②Googleの検索結果に目次のリンクが出てくるようになるから
以下、"ホットワックス"というキーワードで検索したときに出てくるR/ForA MAGAZINEのホットワックスに関するページが検索結果に表示されますが、そのキャプチャー画像です。
スニペット(説明文)の下に青いリンクで、"ワックスがけの一連の手順"と"ホットワックスがけはやっぱり...."となっていますが、まさにこれが記事内に設置されている目次リンクがこの検索結果に出ているというわけです。
自分のサイトページの検索結果に表示される情報が増えるため、検索ユーザーにクリックされる確率も上がる(クリック率の向上)ため、SEO的にもプラスの効果です。
自分が狙いたいキーワードで現在Googleから評価されているページをよく読む
リード文、目次も入れた。
次は本題の記事の内容の部分です。
この記事の内容が検索ユーザーにとって役立つものになっていなければ、まずGoogleから評価されることはありません。
ではGoogleから評価される、検索ユーザーにとって役立つ情報を載せるためにはどのような手順で記事を作成すればいいのでしょうか。
最初の項で狙うキーワードをまずは決めましょうという話をしましたが、この設定した狙うキーワードが決まっているという体で話を進めていきます。
やるべきことは至極簡単。
自分が設定したキーワードでGoogle検索をしてみる。
そして、自分がこれから上位表示させたいキーワードで現状Googleから評価されているページの内容を調査することが必要不可欠です。
マーケティング的にいうと、競合調査というやつです。
具体的に何をするのかというと、キーワードで検索してみて、上から1位〜10位までのページの内容を見て、
どのページにも共通して記載されている情報を見つけましょう。
必ず共通して記載されている情報はあります。
この共通して載っている情報こそ、検索ユーザーが求めている情報である可能性が高いのです。
まずはその共通して載っている情報を記事のベースとして書くようにしましょう。
サジェストキーワードを調査する
現状上位表示されているページから共通する情報をまずは見つけ出して、記事のベースを作りあげることができた次にやることは。
サジェストキーワードを見てあげること。
サジェストキーワードとは何か?と、そもそも疑問に思う方もいると思いますので少し解説します。
Googleで検索したときに出てくる関連キーワードのことを少しかっこ良く表現するとサジェストキーワードとなります。
下の写真の通り、Googleの検索結果の一番下に出てくるキーワード群を指し、下のものは"ホットワックス"というキーワードで調べたときのGoogle上に出てくるサジェストキーワードです。
Googleのスペース上、検索結果の下には縦に5個キーワードが並び、それが2列で合計10個のサジェストキーワードが並んでいますが、本来はもっとたくさんのサジェストキーワードが存在します。(キーワードの組み合わせによってはサジェストキーワードが出てこないものも中にはありますが。)
そのサジェストキーワードを全て調べることのできるツールが下記です。
リンク載せておきますね。
リンクをクリックしたら下記のような画面に遷移するはずです。
矢野もコンサルティングをしているお客様にも下記のツールをおすすめしてます。
検索キーワードの欄に自分がこれから狙うキーワードを入力して、取得開始をクリックします。
そうすると、設定した検索キーワードのサジェストキーワードが一覧でズラッと出てきます。
この出てきたサジェストキーワードを参考にして、既にできているベースの記事をチェックしてみて足りていない情報を付け足していく作業をします。
且つ、サジェストキーワードが記事内にある見出しの中に入っているとSEO的に有利になる傾向にあるので、意識して記事を作成してみるといいでしょう。
Q&Aサイトを活用して潜在的なお客様の疑問を解決してあげる
SEOをやる上で上位表示されるために必要な共通情報、必要不可欠な情報をまずは記事のベースを作る。
↓
サジェストキーワードを意識して、不足している情報を付け足す。
↓
この後に何をするべきか?
最後にやるべきことは、記事の中によくある質問集(Q&A)を作ること。
このよくある質問集はコンテンツSEOを行なう上で、とても有益なコンテンツになり得ます。
例としては下記のようなイメージ。
このQ&Aを作るときは、3セット~5セットQ&Aを作れれば問題ないかと思いますが、その内容はどのようなものにするか。
自分が普段の生活の中でリアルなお客様からよく質問を受けている場合は、それを参考にこのQ&Aコンテンツを作成すればいいのですが、
普段の生活の中で質問をあまり受けないという場合は、Yahoo!知恵袋や教えてgooなどを閲覧して、どのような疑問を一般ユーザーの人が抱いているのかを調べるというステップを踏むと、より役に立つQ&Aを精度高く作成することができますので一度試してみましょう。
Googleから評価されやすい質の高いコンテンツについてのまとめ
いかがでしたでしょうか。
コンテンツSEOを意識した、Googleから評価されるためのコンテンツ制作についてザザっと説明してきました。
記事の冒頭でも説明した通り、ひと昔前のSEOはいかにGoogleから評価を受けて上位表示させるか。という観点でのSEO対策でした。
Googleが第一で、最も大切にしなければならない検索ユーザーのことはほとんど考えられていないという本末転倒なSEO対策だったわけですが、ご説明してきた通りで今はこのSEOは一切通用しません。
いかに自分が設定したキーワード(上位表示させたいキーワード)で検索してくる人にとって役立つ情報なのか、有益な情報なのか。
本質はここです。
ここからブレてはいけません。
この本質を突くための方法論がこの記事で説明してきたことになります。
本質を理解した上で、このテクニックを駆使して高品質で有益なコンテンツを作成して頂ければ幸いです!
ではまた!