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コンテンツを作り続けられる組織マネージメントのヒント

2023.04.05

こんにちは。
ODiMAの矢野です。

今回はコンテンツマーケティングを軸にしたコンサルティングについてのお話をしていきます。
コンテンツマーケティングについて網羅的に情報を載せている記事もありますので、コンテンツマーケティングについての基礎知識や理解を深めたいという方はぜひ読んでみて下さい。

先日書いた、この記事ではコンテンツ代行会社や外部リンク(外部対策)を提供している会社にSEOをお願いするのではなく、コンサルティングを受けた方が長期的な目線でみたときにはコンテンツマーケティングを成功させることができますという話をしました。
まだ読んでいないという方はぜひ目を通してください。

話を本題に戻します。
コンサルティングを受けるということは、発注した会社側が手を動かさなければならないということになります。

"お金払ってるのに、なんで自分たちで記事やコンテンツを作らないといけないんだよ!"

となるのが普通です。
普通ですよ。

だからこそ、なかなかモチベーションが上がらない。という事態に陥ります。
結果が出ていればまだしも、結果が出ていないケースだともうモチベーションが落ちてしまうどころの話ではなく、暴動が起こるレベルにもなります。

E-A-Tを考えれば自ずとコンテンツを作成すべき人が理解できる

さて、はじめはここから。
導入文でも書いた通り、現場でコンテンツを作成した方がいい理由について書いていきたいと思いますが、これはGoogleからの評価をあげることにも繋がります。
つまり、検索エンジンで上位表示を狙うことができるということです。

見出しにも書いてありますが、この"E-A-T"がGoogleから評価を得る上で重要視されてきたことは間違いありません。
まずE-A-Tとはそれぞれ以下の単語の頭文字を並べたものです。

Expertise(専門性)

Authoritativeness(権威性)

Trustworthiness(信頼性)

シンプルに、専門性があって信頼性のあるコンテンツを発信し続けている権威あるウェブサイトがよりGoogleから評価されますよ。というものです。

この中の2つ、専門性と信頼性をどうやったらコンテンツで表現することができるのか。
それを考えた時に、現場の人間が情報発信した方が圧倒的に専門的で信頼性のあるコンテンツを発信することができますよね。

一度、コンテンツ代行会社や外部のライターさんに記事依頼をされた経験のある方なら分かると思いますが、納品されてくる記事のレベルに落胆したことでしょう。
と、コンテンツ代行会社のディスをしていても仕方ないので、話を戻しますが、以上の理由からGoogleからの評価を受けるためにも現場でコンテンツを作成した方がいいことが明白でしょう。

ではここからはコンテンツを内製していくときに大切になるマネージメントの考え方とモチベーションを保つ秘訣についてまとめていきます。

コンテンツを作成し続けるモチベーションの保ち方

報酬設定をしっかりとする

コンテンツを作成することは作業の1つです。
大企業で、ウェブマーケティングのチームがあったりコンテンツを作成する専門の部署などがあるケースですと、比較的取り組みやすいことが多いですが、現場で働きながら兼務でコンテンツ作成をするとなると、大きな負荷になってしまいます。

けれども上記で解説した通り、E-A-Tを考慮しても絶対に現場の知識がある人がコンテンツを作成した方がいいに決まっているのです。

その場合、コンテンツを作成することに対して相応の報酬インセンティブを企業側から与えるようにしましょう。

矢野のお客様は美容室が多いのですが、美容師さんの場合は個人単位でコンテンツを書けば書くほど、指名予約に繋がり、個人売上からインセンティブが発生するところがほとんどなので、モチベーションを保つことは容易なのですが、そういう仕組みのない企業では、意識的にインセンティブを用意するようにしましょう。

書いた記事本数に対しての報酬でもいいですし、PV数に応じての報酬でもいいでしょう。

結果がではじめてから報酬を払うというのではなく、プロジェクトとして始まると同時に仕組みを作った方が中長期的にみたときにプラスになるでしょう。

コンテンツ作成を習慣にしてしまう

コンテンツ作成を習慣化させてしまうことも、モチベーションを保つために必要な要素になるでしょう。

リーダーシップと個人的成功の世界的権威である、ロビン・シャーマが、人は1つのことを3週間続ければ習慣化する。
と話しているように、コンテンツ作成・コラムの執筆も3週間続けていれば良い習慣として定着します。(話は少しそれてしまいますが、人生を)

習慣化してしまえば、コンテンツを作成することに慣れてくることになり、慣れるということは作業スピードも上がります。

では、どのタイミングからの3週間で習慣化させるのかと言えば、モチベーションが最も高い導入時からの3週間です。

最初の3週間で一気に習慣化させてしまうことが理想的。
次の内容とも被ってきますが、習慣化させるために第三者的な人が進行管理した方が初動では動き出しやすいことは間違いありません。

まずは3週間続けてみることがオススメです。

優秀なコンサルタントに入ってもらう

モチベーションを保つための方法論を2つ紹介しましたが、正直もっとも効果的だと思うのがコンサルタントにお願いすることです。
コンテンツマーケティングを取り組もうとなった時に、さて何から手を出せばいいのか最初は知識も何もないので分からないことだらけです。
本やインターネットに転がっているコンテンツマーケティングの知識を収集して取り組もうとしても進んでいきません。

なぜか。

情報は抽象的すぎるからです。
概念は分かっても、具体的なto doに落とせない。という状況になるわけです。

そこでコンサルタントがいれば、具体的なto doに落とし込んで、やることを提案してくれます。
考えることなく、成果に直結させるためには何をすればいいのかが分かるのです。

そして、取り組みながらコンテンツマーケティングというものを理解していけばいいわけです。

最終的にはリーダーが根性で引っ張る

やはり外部的な力だけですぐに上手くはいかないのが組織の難しいところ。
そこで、内部の人間で率先してコンテンツ作成に取り組む人が必要になります。

必ず結果を出すんだ。
という気概を持って取り組める人。
結果で見せてくれる人がいると本当にコンテンツマーケティングの歯車が噛み合って回りはじめます。

矢野もコンサルをする時はまず、キーマンを探します。
実直にコンテンツ作成に取り組んでくれる人を探して、結果が出るように注力するのです。
組織の中で成功事例を1つ、また1つと作っていきます。
すると、あとに続いてコンテンツを作りはじめる人が増えてきます。

このムーブメントを作るための起爆剤となるキーマンに根性と結果で引っ張ってもらいましょう。

コンテンツマーケティングを取り組む時は、必ずリーダーを決めてそのリーダーにまずは先陣を切って取り組んでもらえるように事前に伝えておけるといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
コンテンツマーケティングを取り組む際に必要なマネージメント、モチベーション維持の仕方を書いてきました。

ぜひ、コンテンツマーケティングに取り組む際は参考にして頂ければ幸いです。

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