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h1タグでSEO効果が変わる?その理由を徹底解説【最新情報】
2023.02.17
htmlで大見出しを表示するためのタグ“h1タグ”ですが
SEOに効果があると聞いたことはありませんか?
結論から言うと、h1タグはSEO効果を高める上でとても重要な要素と言えます。
ではなぜh1タグがSEOに効果があるのでしょうか。
この記事ではh1タグとSEO効果の関係性、
そしてSEOに効果的なh1タグの使い方を詳しくご紹介していきます。
・正しいh1タグの使い方
h1とは?初心者でも分かるタグの基本
そもそもh1タグとはどのようなタグかというと、
htmlで大見出しを表示するためのタグになります。
<h1>…~</h1>のようの記述することで
WEBページ上に大見出しが表示されるようになります。
h1タグによるSEO効果とは?
h1タグとよく混同されがちなのがtitleタグです。
h1タグが大見出し…。
大見出しとタイトルって何が違うの…?と思う方も多いと思います。
簡単に言うと「TitleタグはWEBページ上ではなく検索結果に表示されるもので、h1タグはWEBページ上の一番大きな見出し」となります。
そのため、「titleタグは検索エンジンに向けたもの」「h1タグはWEBページに訪れたユーザーに向けたもの」とされています。
検索エンジンではなくユーザーに向けたものと聞くと、
SEOに効果がないように思えるかもしれません。
その通りです。
h1タグは“直接的”なSEO効果はないと言われています。
それでもユーザーのUXを高めることで“間接的”に効果を出すことが可能なのです。
つまり、ユーザーに向けて設定したh1タグにより
UX(ユーザー体験)を高めることで、離脱率や滞在率を向上させます。
滞在率の高いWEBサイトはGoogleから良いサイトという評価を受けるので
おのずとSEO効果が高まるということです。
決して直接的ではありませんが、
SEO対策にとって大事な役割を担っていることが分かりますね。
それでは、h1タグの正しい使い方について解説していきたいと思います。
SEOに効果的な正しいh1タグの使い方
先ほど、h1タグが間接的にSEO効果があるとお伝えしましたが、
効果があるからと言ってむやみやたらに使用しては逆効果になってしまいます。
そこで実際にどのような使い方をするのが効果的なのか、いくつかのポイントをご紹介していきます。
h1タグを使っていい回数とは?複数回使用は効果的なのか
まず1つ目のポイントは、h1タグの使用回数についてです。
最もSEO効果の良いh1タグの個数はいくつなのか。
その前に、そもそもh1タグの使用回数に上限はあるのかという疑問があると思います。
この疑問について、Googleのジョン・ミュラー氏はこう答えています。
「お好きなだけどうぞ。」
この答えからh1タグの数に決まりはないことが分かります。
しかし、好きなだけh1タグを入れたからと言ってSEO効果が高まるわけではないのです。
h1タグはWEBページの題名のようなものです。
その題名が複数あっては何を伝えたいのかぼやけてしまいますよね。
テーマがぼやけるとユーザーを混乱させてしまう可能性が出てきます。
ということでh1タグの数に決まりはありませんが、WEBページ1つにつき1つをおすすめします。
SEOで大事なのは“ユーザー目線”です。このことを忘れてはいけません。
h1・h2などのhタグは順番が大事?
2つ目のポイントはhタグを使用する際の順番についてです。
hタグはh1、h2、h3、h4、h5、h6と数字が大きくなるにつれて階層が下がっていく仕組みになっています。
そのため、使用するときはきちんと階層順になるように使うことをおすすめします。
フルーツを例に見ていきましょう。
<h2>イチゴ</h2>
<h3>あまおう</h3>
<h4>糖度が高い</h4>
<h4>酸味との絶妙なバランス</h4>
<h3>とちおとめ</h3>
<h4>日持ちする</h4>
<h4>東日本で人気</h4>
冬に食べたいフルーツと言えば「イチゴ」。
そのイチゴの中には「あまおう」「とちおとめ」という品種があって、
その「あまおう」には「糖度が高い」「酸味との絶妙なバランス」という特徴がある。
このようにテーマに沿って順番に掘り下げていくのがhタグの正しい使い方になります。
もし、h2の次にh4があったらどうでしょう。
いきなり話が飛んでしまって、
見ているユーザーにも伝わりづらくなってしまいます。
順番には気を付けて正しく使用するようにしましょう。
h1タグの最適な文字数とは?
3つ目のポイントはh1タグの文字数についてです。
文字数に制限はありませんが、
WEBページのタイトルとh1タグを同じに設定しているときは文字数に注意しましょう。
先ほどもお伝えしましたが、titleタグはGoogleの検索結果に表示されるものです。
そのため、タイトルとh1タグを同一で設定するということは
h1タグで設定したテキストがGoogleの検索結果に表示されるということになります。
その際はGoogleの検索結果で表示される文字数(32文字)以内におさめることをおすすめします。
短すぎても内容が薄く感じてしまうので、
27文字~32文字程度が理想と言えます。
もちろん32文字以上設定してもいいのですが、
検索結果には「…」と省略されてしまうのであまりおすすめはできません。
また、h1タグを設定する際は
WEBページと関連性のあるキーワードを簡潔に入れるようにするのがポイントです。
よくキーワードを左詰めで入れるとSEO効果が高まるということを耳にしますが、
それによって文章が分かりづらくなるならh1テキストの後半になってしまっても分かりやすい文章を作ることが大切です。
デザイン目的でhタグを使用しないほうがいい?
4つ目のポイントはhタグの使用目的についてです。
hタグは数字によって階層を分けることができる見出しだとお伝えしましたが、
フォントサイズを大きくしたいなどのデザイン目的での使用はあまりおすすめしません。
見出しはサイトのコンテンツを分かりやすくするための機能なので
違う目的での使用はSEO効果を下げる原因にもつながります。
カスタマイズされたh2やh3見出しが「可愛い!」「おしゃれ!」
だからと言って見出しに関係ないところで使用するには控えましょう。
h1タグに画像を使うときはaltを使う
5つ目のポイントは画像を挿入するときの注意点です。
h1タグにテキストだけではなく
画像を使ってユーザーの目を引きたいと考える方も多いと思います。
そのときの注意点として必ずalt(属性)を使うようにしましょう。
altとはimgタグの中に設定するテキスト情報のことで
画像の代替テキストと呼ばれています。
ユーザーには「ここに何の画像が表示されているのか」を伝える役割もあり
画像を使う際は必須で設定しましょう。
また、検索エンジンは画像を正しく読み取ることができない可能性があるため
やはり画像よりはテキストのほうがSEO効果は高いと言えます。
やむを得ない場合は仕方ありませんが、
なるべくテキストでベースで設定することをおすすめします。
まとめ
h1タグとSEO効果についてポイントごとに解説してきましたが
すべてをやったからと言って必ずしも上位表示されるとは限りません。
この記事でお伝えした内容は数あるSEO効果を高める施策のうちの1つとなります。
ほかにもさまざまなSEO対策がありますが
何より大事なのは“ユーザーがどう感じる”かです。
「どんな情報を求めているのか」
「どうすれば見やすくなるのか」
「どんな見出しが分かりやすいのか」
常にユーザー目線に立ってWEBページの作成、サイト構築をすることが一番のSEO効果となります。
“ユーザーにとって”を念頭に良いコンテンツを創り上げましょう。
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