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なぜ矢野はコンテンツマーケティングのコンサルティングをしているのか

2023.02.14

みなさんこんにちは。
ODiMAの矢野です。

今回の記事では、矢野がなぜコンテンツマーケティング(SEO)のコンサルティングを生業にしているのかを詳しくお話していきたいと思います。

儲かるから?
いやいやそういうことではありません。
人間、生活していかなければならないので最低限のお金は稼がないといけませんが、ただお金を稼ぎたいというだけのモチベーションで突き進んでもどこかで行き詰まってしまいます。

では、なぜコンサルティングを続けているのか。

単純にコンテンツマーケティングが大好きで、自分がお客様にサービスとして自信を持って提供できるのがコンテンツマーケティングだったから。
シンプルに表現するならここなのです。

人生ではじめて手がけたメディアサイトである、R/ForA MAGAZINEがそのキッカケになっていることは言うまでもありませんが、その全てのキッカケ・原点を振り返りながら書いていきたいと思います。

少し暑苦しい記事になってしまうかもしれませんが、お付き合い下さい。

R/ForA MAGAZINEから収益が発生した瞬間が忘れられない

今の自分があることの全てのきっかけ。
このR/ForA MAGAZINEからはじめて収益を得たことが始まりです。

ちょうど今から5年程前(2013年)に会社を辞めて、独立に向かって準備をしている最中に体調を崩してしまい、入院することに。
約2週間入院していたのですが、その入院先でこのR/ForA MAGAZINEに広告(アドセンスという広告をクリックするだけで広告料金がもらえる手法)を入れました。

ちょうどお見舞いにきてくれていた親友2人と一緒に、R/ForA MAGAZINEを開いて広告が出ていることを確認して、広告をクリックして収益が発生したのかをアドセンスの管理画面で確認したあの光景。
今でも鮮明に覚えています。

管理画面で確認した収益の額は、30円
たった30円でしたが、それはそれは感動ものでした。

人類ではじめて月面に着陸したニール・アームストロング船長の言葉を借りるなら、

これは矢野にとっては小さな一歩だが、人生にとっては偉大な飛躍である。

まさか、このスタート地点からR/ForA MAGAZINEを運用する中で得た経験を元にコンサルティングをやるようになるとは。
仲間が増えて、複数人で運用するメディアになるとは思いもしませんでした。

これもすべて、あの小さな一歩があって、あの感動を忘れることなくここまで継続して積み重ねてこれたからです。

そしてなぜコンサルティングをしているのか
これは、矢野が味わった感動をお客様にも実感してほしいからであり、次章に続きますが、自力で集客することの価値をお客様に感じてほしいからに他なりません。
もちろん、コンサルティングをさせて頂いたからには結果にコミットしなければなりませんから、必死でサポートしますが、自力集客することの楽しさやその感動を共有したいのです。

お客様との取り組みで、はじめてお客様が来店してくれた。はじめてお客様からお問い合わせが来た。
などの小さな一歩があったという報告を聞くと毎回、あの30円を思い出してしまいます。

コンテンツマーケティングは最高です。

ゼロから集客することの価値に気づいたから

日々多くのお客様と向き合い、コンサルティングをしている中でお伝えすることがあります。
それは、

今、あなたが取り組んでいる自力集客はもの凄いことなのだと自覚して欲しい。

ということです。
"とりあえずコーポレートサイトを作らないと会社として成り立たないでしょ"
という世の中の固定概念に従って、まとまった費用をかけて制作したホームページ。

ホームページの制作会社さんに管理費という名目で1万円くらい毎月引き落とされているけど、まあどこもそんなもんだろう。
当たり前ですが、1日のアクセスは100人いくかいかないか。そのアクセスのほとんどは既存のお客様か既にその会社名やブランド名を知っている方が検索する指名検索。
この状態が会社設立当初から数年間、下手すれば数十年間続いているというのが普通です。

ところがひとたび、コンテンツマーケティングに正しい形で取り組めばものの半年から1年でこれくらいのアクセス数が獲得できます。

B to C企業様

B to B企業様

リスティング広告のように、広告費をかけてアクセスを増やしているのではありません。
いうなればアイディアと行動力のみでアクセスを獲得する、まさにこれが自力集客のかたちです。

通常は大型の広告媒体(ポータルサイト)に大量の広告費を支払っている

通常、新規集客を企業で取り組むとなったら広告費を払って新規顧客を獲得する。というのが当たり前です。
月に広告費をいくらかけて、新規顧客を何人増やすことができたのか。
いわゆる新規顧客獲得単価を出して、一人当たりの顧客単価と照らし合わせて、広告の費用対効果が見合っているのかを見て、広告を続けていくのかを判断するかと思います。

リスティング広告を代表とする戦略を立てて運用する広告形態であれば、思考が停止するとまでは言いませんが、広告運用は戦略とテクニックですので、運用代行してくれる会社に広告運用を任せるケースがほとんどですから、自社内で運用まで完結させるというのは難しいでしょう。

思考停止してしまっているのは、その業界に存在している大型ポータルサイトに掲載するために広告費を払う行為。
不動産、美容、自動車、などなど市場規模が大きな業界であればあるほど、ポータルサイトがいくつも存在します。

下記URLの記事で紹介されている内容ですが、ホリエモンもまだライブドアの社長をしていた頃部下に、某R社(ここではあえて社名は伏せます)が運営しているポータルサイトには広告費は払わずに、自力で集客するためのアイディア出せ。という指示を出していたそうです。

特に美容業界では、とりあえず新規集客をするならポータルサイトやクーポンサイトに掲載。という慣習があり、独立したサロンさんのほとんどは最初ポータルサイトに広告掲載をして新規集客をしているはずです。

これはポータルサイトに掲載しておけばいい。結果が悪かったら、担当営業マンをつめる。
ということだけで新規集客をしていては、新規のお客様獲得をポータルサイトに依存することになります。

ポータルサイト側に、

"来月から広告費が20%上がります。"

と言われたら、それに従うしかないです。
なぜならポータルサイトをやめてしまったら、新規集客ができなくなって困ってしまうから。

この状態はどう考えても良くないですよね。
うまく活用するのはいいですが、依存するのは良くないとコンサルティングの中でもお伝えしています。

自力集客の価値を考える

ポータルサイトで新規集客できるのは当たり前のことです。
だって、もの凄い優秀なプログラマーが数十人がかりで開発をして、ポータルサイトの分析をする部署があって常に改善を続けて、テレビ広告などマス広告を出して大量の一般顧客に対して認知を促しているわけです。
使いやすいようにスマートフォンアプリも開発したりもします。

これだけお金をかけているわけです。
それは一般顧客が集まりますよね。

そう。当たり前なんです。

じゃあ自分たちでポータルサイトを作れるか?といえば、資金力的にも人的リソース的にも不可能です。
だからこそ、自分たちだけの力で集客すること自体がものすごく価値が高いということが理解できるかと思います。

そこをアイディアと実行力、継続力、正しい運用をベースにコンテンツマーケティングに取り組む。
自社ホームページ(オウンドメディア)にアクセスを集めて、新規のお客様を獲得する。

これができると、ポータルサイトに依存する形ではなく、自社ホームページとポータルサイトという二軸で新規集客をすることになり、もちろん新規顧客の数も増えますし、ポータルサイトのプランを下げていくことも可能です。
そうすると、月々の広告費を下げつつ、コンテンツマーケティングに正しく取り組むことで新規顧客数を増やしていくという正のサイクルを回すことができます。

これをお客様と体現するプロセスがものすごく楽しいですし、もちろん様々な壁が立ちはだかりますが、1つ1つ壁を乗り越えていくのもお客様との共同作業で乗り越え、乗り越えた先に生まれるお客様との信頼関係が自分の財産になっている感覚があります。

だから矢野はコンテンツマーケティングのコンサルティングに誇りを持って取り組んでいますし、この仕事を愛してやまないのです。

自力集客の価値は感じて頂けたでしょうか?

まとめ

コンテンツマーケティングの魅力や、矢野がなぜコンテンツマーケティングのコンサルティングをやり続けているのかご理解頂けましたでしょうか。
最後に。

基本的に世の中を2種類に分けるなら、コンテンツ(サービス)をアウトプット(発信)する側とインプット(受け取る)する側に分けられると考えています。
2:8の法則で、アウトプットする側が2でインプットする側が8となります。

では、ビジネスという視点で考えた時に勝っていくためには、どちら側にポジショニングしなければならないかといえば、明白でアウトプットする側に立たなければなりません。

ただ単に何かを発信すればいいというわけではなく、コンテンツマーケティングの考え方を理解した上でアウトプットすることで効率良くビジネスに繋げていくことができます。
コンテンツマーケティングの知識をまとめている記事がありますので、コンテンツマーケティング(SEO)とはどんなものなのかを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

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